事業者名  神岡鉄道株式会社
事例名称  イベント GSA(ジオ・スペース・アドベンチャー)
取組の様子
概要
 小柴昌俊東大名誉教授のノーベル物理学賞受賞により注目を浴びることになったニュートリノの研究施設の見学と、構内での様々なイベント(恐竜地底水族館・流葉和太鼓・トロッコ体験乗車等)を実施した。
協力者・関係者
主催:ジオ・スペース・アドベンチャー実行委員会
共催:神岡町、神岡鉱業侃(財)岐阜県産業文化振興事業団、神岡鉄道
協力:東京大学宇宙研究所、東京大学ニュートリノ科学研究センター、神岡商工会議所、神岡町観光協会、神岡青年会議所
背景
 世界的に注目を浴びている研究施設の見学を要望する意見が多数あった。
内容
検討会議:GSA実行委員会
準備期間:14年4月11日〜
会議開催回数:6回
会議出席者:実行委員、神岡鉱業侃町職員、商工会議所、青年会議所
会議内容:坑内イベント内容の検討、坑内の安全面の確認、コース時間設定、乗車券、チラシ等
イベント実施場所:神岡町茂住坑内
対象路線:神岡線全線
料金:3,500円(鉄道、バス運賃等含む)
運行日:平成14年11月2〜3日

鉄道事業者、沿線自治体の概要
事業形態   :第一種鉄道事業者
営業キロ   :19.9km
輸送人員(平成14年度):49千人
主な沿線自治体及び人口(平成15年3月末):神岡町 11,266人
効果  参加人数 :963名
成功(失敗)理由
小柴東大名誉教授のノーベル賞受賞が利用者の興味を増幅したこと。
参加者の傾向として、家族、グループでの参加が多く、東海3県、北陸地域からの参加者が約8割を占め、その参加者の半数近くはラジオ、新聞、ホームページ等によりイベント開催を知った者であり、広報活動が功を奏したといえること。
神岡鉄道協力会(地元等の18団体、173法人、600個人で組織する昭和59年4月に設立された側面支援組織)がGSA実行委員会に参画していたことから、GSAイベントと参加者の交通手段を検討する中で、神岡鉄道を結びつけやすい環境をもったこと。
今後の課題
コースによって時間にバラツキがある。
コース時間を一定にして、坑内のイベントをシンプル化する。
お問い合わせ先  中部運輸局